まゆたまガジェット開発逆引き辞典

電子工作やプログラミングのHowtoを逆引き形式で掲載しています。作りたいモノを決めて学んでいくスタイル。プログラマではないので、コードの汚さはお許しを。参照していないものに関しては、コピペ改変まったく問いません

.cafファイルの生成(iPhoneアプリで扱うサウンドファイル)

ターミナルで.cafファイルを生成するのが一般的だと思いますが、複数ファイルを変換するときにちと大変なので、ここから変換用ドネーションウェアをダウンロードしてそのソフトで生成すると良いかもしれません。

iPhoneアプリでサウンドファイルを扱う場合は、本家objective-CもoF+iPhoneも.cafファイルというファイル形式のものを使います。
本家はaiffもwavも設定すれば使えますが、短いファイルはcaf形式で作るのが良いようです。
cafファイルは中身がaiffなので、拡張子を変えればそれで済むじゃんと思ってたらダメでした(iTunesでは再生可能?着信音作成の際に拡張子を.cafに変えればいいという記事がありましたがそれではダメでした。元のaiffファイルを見たら圧縮形式が本来のcaf形式と違っていたので、拡張子を変えるだけではダメだったようです)

ターミナルで.cafファイルを生成する手順は以下です。
便宜上、半角スペースを_で記載します。

1.ターミナル起動(アプリケーション/ユーティリティの中にあります)
2.cd_と入力
3.オーディオファイルが入ったフォルダをターミナルの画面にドラッグして、リターンを押す
4. /usr/bin/afconvert_afconvert_-f_caff_-d_LEI16_と入力
5. オーディオファイルをターミナルの画面にドラッグして、リターンを押す
6.完成!

これだと大変なので、Maxというドネーションウェアを使ってみます。
Maxは一度設定するとその設定で次から変換してくれるようです。

1.ここからダウンロード、解凍したものをアプリケーションフォルダに移動させる
2.Maxを立ち上げる
3.「Max」メニュー→「Preference」→「Formats」を選択し、「Available output formats」から「Apple CAF」をクリックし、+を押す
4.「Linear PCM,16 bit little-endian signed integer」を選んでOKを押す
5.Apple CAF (Linear PCM)にチェックを入れて「Linear PCM,16 bit little-endian signed integer」を選んでOKを押し、閉じる
5.「File」メニュー→「Convert Files」を選択、変換したいサウンドファイルを選ぶ(複数ファイルOK)
6.「File Conversion」ウィンドウの「Conver」アイコン(歯車みたいなアイコン)をクリックしてファイルを変換
7.ミュージックフォルダの中に変換した.cafファイルが出来ているので、iPhone-FAT版フォルダ/apps/自分で作ったフォルダ/プロジェクトフォルダ/bin/dataの中に移動させる
8.プロジェクトファイルをダブルクリックするとXcodeが立ち上がるので、「グループとファイル」の中の「data」フォルダを右クリック→既存のファイルを追加で.cafファイルを追加する