まゆたまガジェット開発逆引き辞典

電子工作やプログラミングのHowtoを逆引き形式で掲載しています。作りたいモノを決めて学んでいくスタイル。プログラマではないので、コードの汚さはお許しを。参照していないものに関しては、コピペ改変まったく問いません

TidalCyclesでライブコーディング 準備編

プログラミングをしつつ音を生成したりVJしたりする「ライブコーディング」が急にしたくなったので、環境構築のメモです。
今回は「TidalCycles」という音生成の環境を使って演奏していきます。
www.youtube.com

TidalCyclesのインストール(Mac)

1.下記から「Download.zip」をクリックし、ダウンロードする
tidal-bootstrap

2.下記からAppleIDでログインし、自分のOSに合ったcommand line toolsをダウンロードする
Sign in with your Apple ID - Apple Developer

3.「ユーティリティ」→「ターミナル」アプリを立ち上げ、下記を入力してエンターキーを押す

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"


4.1.でダウンロードした中にある「tidal-bootstrap.command」をダブルクリックする。TidalCyclesのインストールが始まる。
途中「y/n (or press Enter to accept)」とキーボード入力を求められたら、「Y」キーを押してからエンターキーを押す
5.「プロセスが完了しました」という表示が出たら、ターミナルを終了させる
6.「アプリケーション」の中にある「SuperCollider」アプリをダブルクリックして立ち上げる
7.エディタが立ち上がるので、左の画面に下記を入力する

include("SuperDirt")

f:id:prince9:20181101114347p:plain

8.「include("SuperDirt")」の部分をマウスドラッグして選択し、エンターキーを押す
9.インストールが始まるので、しばし待つ。「-> SuperDirt」が出てきたら終了
10.SuperColliderを終了させ、再度起動させる
11.「SuperDirt.start;」と入力し、この部分をマウスドラッグで選択して「command+enter」キーを押す
12.右下に「SuperDirt: listening to Tidal on port 57120」と出たらOK
f:id:prince9:20181101114719p:plain

13.「アプリケーション」から「Atom」をダブルクリックして開く
14.「Atom」メニュー→「Preference」を選択し、「+Install」をクリックする
f:id:prince9:20181101132544p:plain

15.「Tydalcycles」と入力して、「Package」を押す
f:id:prince9:20181101132639p:plain

16.Tydalcyclesの「Install」をクリックしてインストールする
f:id:prince9:20181101132732p:plain

17.ターミナルを再度立ち上げ、「brew install ghc」と入力してエンターキーを押す

Tydalcyclesを動かす

1.SuperColliderで右下に「SuperDirt: listening to Tidal on port 57120」と出ているか確認する
2.Atomを立ち上げ、「Packages」→「TidalCycles」→「Boot TidalCycles」を選択する
3.「d1 $ sound "bd sn"」と入力する
4.「File」→「Save」を選択し、「Test.tidal」など、拡張子が「.tidal」にして保存する
5.「d1 $ sound "bd sn"」をドラッグして選択し、「command+enter」キーを押す

上記の5.でエラーが出た場合

1.下記から「Download Core」をクリックしてダウンロード、インストールする
www.haskell.org

2.ターミナルを立ち上げ、「cabal install tidal」と入力してエンターキーを押す
3.SuperColliderを立ち上げ「SuperDirt.start;」と入力し、この部分をマウスドラッグで選択して「command+enter」キーを押す
4.Atomで「Tydalcyclesを動かす」の4.で保存したファイルを開く
5.「Packages」→「TidalCycles」→「Boot TidalCycles」を選択する
6.「d1 $ sound "bd sn"」と入力する
7.音が鳴る。止めたいときは「hush」と入力して、この部分をマウスドラッグで選択して「command+enter」キーを押す